傘のOEMに特化するワケは?

どうして傘のOEMを専門としているのか?


よく「OEMじゃなくて、自社商品を作って販売した方が売上沢山作れるけどやらないの?」と言われますがそれは果たして正しいでしょうか?

傘に限らず、商品に対する需要が強い時は「作れば売れる」「売り場に置いておけば売れる」という時代がありました。

商品を軸に企画・開発をし在庫を準備し注文を待つというのは、百貨店や量販店の売上が伸びていた時代のスキームだと考えます。

今はどうでしょうか?消費は「モノ」から「コト」にシフトしており、「モノ」に対する需要は弱い時代になりました。

 

需要が弱い時代には顧客中心という発想でないと、スモールカンパニーの経営は行き詰まります。

顧客を軸に経営をしていく場合、必然的に自社で商品企画し在庫を積むというやり方ではなく、OEMに特化していくのが自然な流れなのだと考えます。

 

また「OEM受注します」と謳っている競合他社はありますが、どの企業も自社企画の商品を製造し販売するスキームが売上の8割以上を占めており、OEMだけに特化している企業は極めて少ないという状況です。 

なぜOEMに特化している企業が少ないのか?


端的に言ってしまうと、売上額・粗利額が稼げないからです。

傘メーカーは従業員10人〜30人程度の規模がほとんどですが、その規模で会社を維持していこうとした場合、一定額以上の売上が必要になります。売上の為には短時間で量をさばく必要がありますが、OEMは案件が決定するまでに時間が掛かる上、成約となっても金額が大きいとは限りません。不確定な要素が大きいOEMで努力するのであれば、自社商品の在庫を売ったほうが簡単に売上が作れるのです。

 

ではなぜアンベル株式会社は不確定な要素で戦えるのでしょうか?答えは競合他社と構造的な違いにあります。

第一に在庫を保有しない事によって、在庫リスクは低く、倉庫代などの物流経費は掛かりませんので、圧倒的に経費率低く、在庫負担も小さいのです。

第二にOEMを専門とする事で、その経験やノウハウが知識の在庫としてバックヤードに積み上がり、競合他社が難しいと考えるOEM案件でも時間を掛けず、高確度で成約することが出来るからです。

ライセンスブランドに依存しない経営


多くの傘メーカーは何がしかのライセンスブランド契約を交わし、商品を企画・製造し在庫を備蓄し販売しています。

しかし昨今のファッションブランドは「ライセンスしない」というのが世界的な時流となっています。せっかく自社で企画・製造し育てた商品がある日、ライセンス契約終了となったら、安定した経営は出来るでしょうか?

アンベル株式会社では、ライセンスブランドに依存せず、傘のOEMに集中する事で、その専門性を高めています。

付加価値の高いOEM傘をご提供する意味


SPA(製造小売業)と呼ばれるZARA・GAP・H&Mなどは大資本を背景に大量生産をすることで、コストダウンを図っています。それは中小企業が簡単に真似できるようなコストダウンではありません。自社で企画製造し、自社で販売するSPAにおいてコストで戦うのは無謀。これからの時代は服だけではなく傘も同じ道を辿るはずで、コストが安いだけでは勝ち残ることは難しく、付加価値のある商品や製造ノウハウをOEMという形でご提供する事が望まれていると考えます。

OEMならお役に立てる事があります


アンベル株式会社は有名ブランドを保有する会社ではありませんし、ファッショントレンドを作り上げる会社でもありません。立ち位置としては「傘の企画ができるメーカー」というポジションでありたいと考えています。

傘の素材情報や傘の製造ノウハウをお客様にご提供し、お客様が保有するファッションの世界観やブランド、そしてマーケティング力を融合・コラボする事で、よりよい商品を作る事が、アンベル株式会社の役割であると考えています。