傘のOEM:手元選びは結構重要です

傘のOEMの商談をしていますと、傘生地をどんな素材にするか?どんな色やデザインにするか?という事に終始してしまいがちですが、ハンドル(手元や持ち手とも呼ぶ)選びも結構重要です。

特にリアル店舗で販売する場合、傘を開いた状態でディスプレイしながら販売する事はなかなか難しく、傘を閉じた状態で販売するのが一般的かと思います。そうなると傘生地は一部分しか見えないことになり、意外と目に見えるのはハンドルになる事があります。

 

ユーザーに注目してもらう為には、ハンドルにも凝って頂きたく思います。

まずは素材選びから

選べる素材は沢山あるわけではありませんが、主力素材はプラスチック製か木製になります。

強度やコスト重視で素材を選ぶとプラスチック製、風合いで素材を選ぶなら木製がいいと思います。

以下に素材別の特徴を分類をしてみましたので、参考にして下さい。

プラスチック製素材 メリット デメリット
 ポリプロピレン(PP)  安価で丈夫  艶なしプラスチックなので、高級感がない
 ポリスチレン(PS)  光沢が出せる  割れやすい
 ABS樹脂  割れにくい  重い、ある程度厚みがないと割れやすい
 アクリル樹脂  透明感が出せる  割れやすい
木製素材 メリット デメリット
 合板  安価で加工もしやすい  安っぽく見える
 天然木  楓・竹・籐・桜など種類豊富  大量生産・品質安定が難しい

他にもいろいろ工夫が可能です

ハンドルに付加する加工として、

  • ハンドル本体にプリントしてロゴ入れ、プレートの取付。木製であればレーザー彫刻などでロゴ入れ。
  • 玉留・口金やタッセル房などの取付
  • 本革・合皮や傘生地などをハンドルに巻きつける

プラスチックのハンドルを新規で作る場合は

プラスチックのハンドルを付ける場合、ほとんどがハンドルメーカーさんの既存金型にある範囲でカタログから選定していきます。

どうしてもカタログの範囲内で希望の形がない場合は、新しく金型を作る事になります。

形状の複雑さ具合にもよりますが、金型原価で大体20〜30万円位は掛かります。

※メーカーによって、金型の値段は異なります