ビニール傘はビニール素材ではない!?

最近は透明傘にデザイン性を付加した商品が流行っています。

いわゆるビニ傘・ビニール傘と呼ばれる商品群ですが、実際は全てがビニール素材ではありません。

業者ではない人は私が何を書いているのか意味がわからないと思いますが・・・

「塩ビ」と「ポリエチレン」の2種類が存在する


「塩ビ」とは一般的に”ポリ塩化ビニル”や”PVC”などと呼ばれている素材です。

燃やすとダイオキシンが発生すると言われており、塩ビそのものの取扱いを禁止する企業もあるほどで、最近傘には使わなくなっている傾向にあります。害の有無に関しては諸説ありますので、各自で調べてみて下さい。

 

塩ビの良いところは、透明度が高いことや引張強度が強いことだと思います。

デメリットはダイオキシン問題以外に、雨に濡れた後、傘を閉じたままにしておくとビニール同士がひっついてしまうこと。

またこれを無理に開くと傘骨が折れるというおまけ付きで、ビニ傘業者がわざと壊れやすいものを作っているのではないか?という悪意を感じる方もいるかもしれません。

ポリエチレンはダイオキシン問題がないこと・ひっつき問題がないことですが、デメリットとしては素材に傷(白濁)が付きやすいことです。

現在はポリエチレン素材のシェアが高い


「ポリエチレン」は現在透明傘としてはメインで使われている素材で、コンビニの透明傘のほとんどがポリエチレンを使っていると思います。気になった方は商品に素材名表示がしてありますので、一度確認してみて下さい。

昔は塩ビが多かったですが、ダイオキシン問題で一気にポリエチレン素材に流れたものだと思います。

恐らく99:1位の割合、もっとそれ以上の割合でポリエチレンが使われていて、塩ビは何か特殊な製作意図がないと使わないのが現状だと感じます。

ではなぜビニール傘と呼ばれているのか?


これは個人的主観ですが、スーパーやコンビニなどでもらえる「ポリ袋」も、人によっては「ビニール袋」と呼んでますよね?あれと同じで、もう素材名とか関係なく呼称として透明傘=ビニ傘が定着しているのがそのまま残っているのだと思います。

ビニ傘ではなく、透明傘・クリア傘・ポリエチレン傘・コンビニ傘・使い捨て傘とか、何か別の名称を作った方がいいのかも知れません。しかし「使い捨て傘」ってのは、何だか悲しい名称ですよね・・・


<このブログを書いている人>

アンベル株式会社 代表取締役 辻野義宏

2016年4月にアンベル株式会社を起業。前職では約24年傘の製造に関わり、機能的な傘のノウハウを持っています。

現在はOEM専業の傘メーカーの代表として、日々試行錯誤しています。


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コメント: 1
  • #1

    山田太郎 (火曜日, 06 11月 2018 21:37)

    ビニール傘は自転車に乗る時前が見えていいでしょう

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