中国工場では環境取締強化で納期が長くなっています

この秋冬、中国において環境取締りが強化されていて、かなりモノ作りがやりにくい状況になっています。

最終の仕上げをする縫製工場は特に影響はありませんが、問題はサプライヤーです。例えば傘骨を作る際、めっき工程は必須になりますが、めっき工場は有害物質を排出する為、排出設備が整っていない工場は操業が出来ません。同じく傘生地も染色工程において有害な物質が出ます。

環境取締強化によってどのような影響が出るか?

大きな問題としては納期が長くなっています。

通常70日〜90日くらいで製造出来ていたものが、最大180日程度の納期が必要になっています。

この背景には環境取締りによってやむなく廃業したり操業停止になった工場が多数あります。

その一方で環境取締りに合格した工場にオーダーが集中するという現象が起きており、納期が長くなっている状況です。

同時に中国内販がじわりと拡大

日本でもネット通販が伸びていて配送が追いつかないという問題がありますが、中国においてもネット通販はかなり伸びていて、傘もかなり売れているようです。しかも単価が安いものではなく、中〜高価格帯が好調のようです。

中〜高価格帯のものは、やはり品質や機能がある一定レベルのものが求められます。

そのような状況下で中国内販をしている会社は日本向けの傘生地や傘骨を作っているサプライヤーと取引を始めているので、優良サプライヤーへのオーダー集中の流れは拡大傾向です。

小ロットは受注拒否も

また中国内販勢の発注量は日本の会社の発注と比べると、発注量も多く品質もうるさいことを言わないので、サプライヤーとしては中国内販勢を優先しているような傾向があり、今まで小さなロットでも受注してくれていたサプライヤーからも発注ミニマムの引き上げを求められています。

まとめ

アンベル株式会社では高品質傘・高機能傘を小ロットで対応しているのがウリのひとつでもあります。

現状危機的な状況ではありますが、ミニマムに関しては従来通り対応していく予定です。

ただ特殊なもの・普段使っていない材料に関してはミニマム引き上げをお願いする場合もあります。

納期は長期化傾向にありますので、傘のOEMでお声がけいただく場合には、納期に余裕をもっておいて下さい。