2021年1月-7月 洋傘の輸入分析

2021年1月〜7月までの洋傘の輸入数・輸入金額を調べてみました。

※財務省貿易統計統計のデータを抽出・加工して作成

※統計品目番号は660199000、660191000で調査。その他の660110000は含めず。

直近3年1月〜7月 洋傘の輸入数・輸入金額

 輸入期間 長傘 折傘 合計
数量
(本)
金額
(千円)
平均
単価
数量
(本)
金額
(千円)
平均
単価
数量
(本)
金額
(千円)
平均
単価
2019年1-7月 49,797,207 12,328,428 ¥248 18,443,044 9,811,922 ¥532 68,240,251 22,140,350 ¥324
2020年1-7月 42,482,939 9,988,564 ¥235 16,152,393 8,342,958 ¥517 58,635,332 18,331,522 ¥313
2021年1-7月 35,267,927 9,191,636 ¥261 11,183,122 6,287,239 ¥562 46,451,049 15,478,875 ¥333

直近3年1月〜7月 洋傘の輸入数・輸入金額 構成比

構成比 長傘 金額
数量 金額 数量 金額
2019年1-7月 73% 56% 27% 44%
2020年1-7月 72% 54% 28% 46%
2021年1-7月 76% 59% 24% 41%

直近3年1月〜7月 洋傘の輸入数・輸入金額 2021年に対する増減比

 輸入期間 長傘 折傘 合計
数量
金額 平均単価 数量 金額 平均単価 数量 金額 平均単価
2019年比 71% 75% 105% 61% 64% 106% 68% 70% 103%
2020年比 83% 92% 111% 69% 75% 109% 79% 84% 107%

※2021年と過去年とを比較した数字です。

7月末時点で貿易統計の調査をしました。

 

「かなり数量が少ない」というのが、率直な感想です。

 

コロナ前の2019年に対して約3割減。数量ベースでは約2,179万本減と、このペースでは年間輸入数8,000万本を切るのではないかと予測しています。

 

一方で平均単価はアップしており、どのような品質でこの価格になっているかは不明ですが、最近の原材料値上がり、環境負荷低減コストなども反映されたものではないかと思います。

仮に例年と同じ品質ならば、この単価アップは利益に直結するので、かなり痛い値上がりだと思います。