2022年1月-8月 洋傘の輸入分析

2022年1月〜8月までの洋傘の輸入数・輸入金額を調べてみました。

数字は以下の通りです。

直近4年1月〜8月 洋傘の輸入数・輸入金額

2021年(前年)よりは増えているものの、コロナ前の2019年の状態には戻っていない状態。

全体比率からすると特に折りたたみ傘の落ち込みが大きく、2019年比で約45%減の状態です。

テレワーク普及による影響なのか、出張や旅行需要が減ったことによる影響なのか、原因ははっきりしませんが、当面はこの傾向が続くものと思われます。

 

平均単価は上昇を続けており、2019年と比べ約17%upしています。

個人的にはもっと上がっていると認識しており、今後は為替の影響が平均単価に大きな影響を与える可能性があります。

単月で比較した場合、2019年8月と2022年8月とでは、平均単価は約41%upしています。

意図的に高付加価値の商品を増やしている可能性もありますが、原価のアップ、為替の影響が大きいと考えます。

※財務省貿易統計統計のデータを抽出・加工して作成

※統計品目番号は660199000、660191000で調査。その他の660110000は含めず。