遮光100%の生地とカーボンファイバーフレームを組み合わせ、108グラムという軽さを実現。また風速15m/sまで耐えられる耐風構造で、軽さと丈夫さを兼ね備えた完全遮光アンブレラ。
紫外線が強くなる季節は日傘を携行される方が多くなりますが、持ち運ぶ日傘は遮光率が高く、軽くて丈夫な商品が求められています。
遮光率が高くなると生地が厚くなってしまうので、生地を支える傘骨も丈夫にする必要があり、全体的に重くなってしまうのがデメリットです。
特に「遮光100%」の日傘は生地が厚く、持ち運びに便利な折りたたみ傘には不向きでした。
アンベル株式会社では、遮光100%の生地スペックは維持しつつ、生地を薄く軽く改良した「ヒートブロック」を開発。
生地が薄く軽くなることで、傘骨も軽量化することが可能となり、本体重量約108gを達成。
遮光100%の生地を使用した折りたたみ日傘としては、世界最軽量クラスの重量です。
ヒートブロックは生地の裏面に遮光フィルムをボンディングした2層構造になっています 。この2層構造によって遮光100%を実現しています。
生地が破れたりしない限り、その遮光効果は半永久的です。
遮光性能については第三者検査機関による遮光性の検査で遮光100%を確認済み。検査方法はカーテンの遮光性などを評価する装置でJIS-L-1055 A法(照度100,000lux 真夏の日差し相当)で実施しています。
【注意事項】
遮光率の検査は傘生地のみで行います。縫製加工した完成品では検査を行うことが出来ません。
完成品では縫製加工部分があり、縫い目などから光が漏れる場合があります。
<同日同時刻で撮影>
第三者検査機関によるUV測定検査で紫外線遮蔽率99.9%(最高値)であることを確認済み。
測定波長は280mm-400mm、バンドパスフィルター使用。
生地は細い糸で織り上げることにより、薄く軽く改良することが出来ました。
一般的な雨傘で使われている糸の太さは75デニールですが、「ヒートブロック」に使用している生地は、ストッキングに使われる糸の細さと同レベルの15デニールです。
傘骨は軽くて丈夫なカーボンファイバーとアルミニウムを組み合わせたフレームにすることで軽量化を実現しました。
また通常親骨は6本のところを5本にすることで、より軽くなっています。
今までの傘は軽量化をすれば強度が下がり、丈夫にすると重くなっていました。
ヒートブロックは軽いだけでなく、強度や耐久性にも配慮して設計しており、風速15m/sまで耐えられる丈夫なフレーム構造になっています。
【注意事項】
耐風テストは徐々に風速を上げながら傘に負荷をかけていきます。
傘を開く時に勢いよく操作するなどの瞬発的な負荷には耐えられない場合があります。
最近は「紫外線カット90%」や「UVカット99%」と表示された商品は多々ありますが、遮光日傘とは根本的に成り立ちがことなります。
遮光は太陽光を遮る生地です。UVカットは紫外線を遮りますが、太陽光は透過してしまいます。
遮光100%であれば遮光効果やUVカットは同レベルのものです。
ヒートブロックは他社製品と比べ、生地を薄くしフレームを軽く改良した世界最軽量クラスの遮光100%日傘です。
明るい色でも製造は可能です。しかし紫外線は地面からの照り返しがあります。
傘の内側が明るい色ですと、地面からの照り返された紫外線が傘の内側で反射し、顔や首に紫外線を当ててしまいます。
黒などの濃色は紫外線を吸収しますので、紫外線が傘の内側で反射しにくくなります。
傘生地は台湾の一流工場で製造しています。
撥水・防水生地では世界的にもシェアが高いメーカーで、品質はもとより製造基準・環境基準にも厳しい欧米のスポーツメーカー向けの生地も製造しており、エコテックス認定の工場で製造しています。また遮光100%日傘の他社品は日本製の生地を使用している場合が多いですが、ヒートブロックは台湾製の生地を使用することで、コストを抑えた商品化を実現しています。
遮光効果は半永久的です。
一般的な日傘は、生地表面に紫外線吸収剤をコーティングする事でUV効果を出しています。あるいは生地裏面にポリウレタンコーティングをし遮光効果・UV効果を出す方法もあります。上記のようなコーティングに依存する加工は、経年劣化や生地に汚れが付着することにより、コーティングが剥離・劣化する可能性があります。ヒートブロックは遮光フィルムをボンディングする方法で製造していますので、生地が破れたりしない限り、遮光効果は半永久的です。
晴雨兼用傘や雨傘として問題なく使えます。
生地表面は撥水コーティング処理していますので、普通の雨傘を使うのと同じ感覚でご使用いただけます。
普通のUVカット日傘と比べれば、遮熱効果はありますが、検査方法や判定基準が一般の方にはわかりにくいため「遮熱効果」については表示しておりません。他社では「7度〜10度涼しくなる」と遮熱効果を誇大に表現している商品もありますが、実際には湿度・風・場所等の条件で数値が大きく左右されるのと、大気の気温が変わる訳ではありませんので、明確に「●度涼しくなる」という表現はひかえております。
レースや刺繍・フリルなどの装飾は生地に穴を空けることになるので、装飾はひかえています。
遮光100%にこだわった商品作りを意識しています。