スリム自動開閉傘 Smooth Automatic Umbrella

急速に普及していると思われる自動開閉傘

近年は傘の高機能化が進み、一口に傘と言っても色々な構造の傘が発売されています。

長い傘でもワンタッチ式ジャンプ傘や手開き傘があり、折りたたみ傘は2段式折りたたみ傘・3段式折りたたみ傘・5段式折りたたみ傘など多岐にわたります。

 

折りたたみ傘の中でも急速に普及している構造の傘は「自動開閉傘」ではないか?と当社は考えております。

最近はコンビニなどでも販売されておりますので、自動開閉傘は徐々に一般化している傾向であると捉えています。

 

ただ「自動開閉傘」そのものを知らない方がいらっしゃいますので、まずは自動開閉傘とは何かを説明させて頂きます。

そもそも自動開閉傘とは

「自動開閉傘」とは、見た目は普通の折りたたみ傘(3段に折りたたむ構造)に近いのですが、ハンドルにボタンが付いている傘の事です。そのボタンを押すとシャフトが伸び傘が開き、再度ボタンを押すと傘が閉じる構造になっています。

この開閉機能が非常に便利で、カバンなどを持っていて手が塞がっている時に、空いているもう一方の片手でボタンを押すことで傘がサッと開き、そして閉じる事が出来る傘です。 

自動開閉傘の欠点を改良

自動開閉傘はとても便利な機能を備えた傘ですが、ひとつ欠点があります。

それは傘を閉じた後、伸びたシャフトを手動で収納しなければならない点です。

 

ワンタッチで傘を開く仕組みとしては、一般的なワンタッチ長傘と同様にバネの伸びる力を利用しています。

シャフトを収納する時は傘を開く動作とは逆になり、バネの反発力があるため腕の力をかなり必要とします。

そこで力が弱い女性や高齢者でも扱いやすい自動開閉傘に改良した製品が「スムースオートマティック」になります。

「スムースオートマティック」とは

従来の自動開閉傘のシャフト内部構造を改良し、シャフト収納時の押し込む力を当社比約45%軽減しました。

<試験方法>

シャフト収納時にかかる力のテストは第三者検査機関において実施。定速伸長形試験機を用い、自動開閉傘を閉じた状態、シャフトは伸びた状態で、ハンドル側から石突側にかけて250mm押した時の最大荷重(単位:ニュートン)を測定しました。

耐久性試験でも異常なし

JUPA基準による耐久性の試験を行い異常なしの結果が出ております。500回の開閉を行なった後でも問題なく使用できることを実証しております。

耐久性試験…開閉操作を1分間に6回の速度で500回行なった後、開閉操作が円滑かどうかを調べる検査です。

木製のハンドルも製造出来ます

現在OEMにて受注を受付けております

スムースオートマティックの傘骨詳細スペックは以下の通りです。

 

シャフト:スチール製黒電着(丸型9.0mm/六角11.5mm/丸型12.5mm)

親骨:先親骨FRP2.0mm/中親骨扁平型強化プラスチック/元親骨アルミニウム 

親骨サイズ:55cm

受骨:アルミニウム

ハンドル:ABS樹脂

露先:亜鉛合金ダイキャスト

製造ミニマム:600本〜

製品イメージ

生地やハンドルはお客様ご指定のカラーで製造可能です。



法人のお客様へ

アンベル社では、VERYKALをベースに傘のOEM、ODM受注を賜っております。生地デザインの変更、ハンドルカラーの変更なども可能です。また既製品にシルクスクリーン印刷、ピスネーム取り付けなども可能です。お気軽にお問い合わせ下さい。