2021年1月〜4月までの洋傘の輸入数・輸入金額を調べてみました。
また比較としてコロナウイルスの影響がない、2019年1月〜4月の数字を使っております。
※財務省貿易統計統計のデータを抽出・加工して作成
※統計品目番号は660199000、660191000で調査
2021年1月〜4月 洋傘の輸入数・輸入金額
数量 | 金額 |
平均単価 (円) |
|||
(本) | 構成比 | (千円) | 構成比 | ||
長傘 | 16,159.820 | 70% | 4,792,719 | 54% | ¥297 |
折傘 | 6,775,640 | 30% | 3,981,402 | 46% | ¥588 |
合計 | 22,935,460 | *** | 8,774,121 | *** | ¥383 |
2019年1月〜4月 洋傘の輸入数・輸入金額
数量 | 金額 |
平均単価 (円) |
|||
(本) | 構成比 | (千円) | 構成比 | ||
長傘 | 26,426,254 | 70% | 7,212,516 | 55% | ¥273 |
折傘 | 11,477,922 | 30% | 6,250,872 | 45% | ¥545 |
合計 | 37,904,176 | *** | 13,463,388 | *** | ¥355 |
2021年と2019年比較(1月〜4月)
数量 | 金額 |
平均単価 |
|
長傘 | 61%(39%減) | 66%(34%減) | 109% |
折傘 | 59%(41%減) | 64%(36%減) | 108% |
合計 | 61%(39%減) | 65%(35%減) | 108% |
※2019年を100とした場合の比較です。
ということで、傘の輸入は激減の数字で推移しております。
数量ベースで39%減と、ざっくり4割の需要が失われている状況。
緊急事態宣言による外出自粛や、テレワーク推奨による通勤の減少等が影響しているかと思います。
また裏読みすると、昨年は計画通り輸入し在庫が溜まっている状況で、2021年は新商品の企画を意図的に減少させた、追加発注をしなかった等の理由があると思います。
平均単価については高くなっています。
原材料や人件費の高騰、環境コスト増、よりよい素材へのシフト等が原因ではないかと思います。