バッテリーや電池を用いる傘って大丈夫か?

過去に電池・電気を用いた傘の試作や開発に関わった事がありますが、正直「市場に出せるレベルの安全・安心を担保する事が難しい!」というのが実情です。結論から言ってしまうと、傘という製品の特性上、「雨」という水分が付いて回るので、製品を完全・絶対に防水するという事が難しいと感じています。

ボタン電池やアルカリ乾電池などはまだ電流が小さいので、仮に感電するような事があっても、怪我や事故になる可能性は非常に低いと思います。ですが、最近はリチウムイオンを用いた傘が発売されるようになっていますが、あれは非常に怖い。

 

バッテリーを使うことによる発熱や、水気のある環境においてバッテリーが膨張することによって結果的に爆発や火事なんてことになると本当に怖いですよね。以前サムスンのスマホでもそのような問題が起きましたが、専業のメーカーでも事故が起きるのに、専業ではないメーカーの製品となるともっと恐ろしい事が起きるのではないかと思います。

もちろんその確率はかなり低いのでしょうけど、事故が絶対に起きないという保証はないのです。

 

バッテリーが仕込んであるのは大体傘のハンドルの部分になりますので、ハンドルが爆発したら、傘を持っていた手はどうなるのだろうか?頭部への影響はないだとうか?と考えるとゾッとします。

 

また傘はクルマに置きっぱなしという事が想定される商品です。真夏の炎天下、リチウムイオンをまとった傘を放置したら・・・

基盤などの劣化も早く、アフターケアも難しい

これは自分も開発に携わった事がありますが、防水が完全でないと、基盤などが濡れる事により製品の劣化も早いと感じます。また電線なども劣化が早く、屋内と屋外で使う電子部品では全く考え方を変えないといけないと思います。

部品の劣化が早いのではあれば、その部品を交換すればいいのでしょうが、そんなに簡単ではないと思います。傘本体は使えるのに、電子部品が壊れた事で全部がダメになってしまう可能性も十分にあります。

まとめ

色々書きましたが、つまりは傘とバッテリーはつまり、水と電気の関係です。

扱いを間違えると非常に危険なものになってしまいます。

弊社では何度か開発依頼のオファーを頂いておりますが、「非常に難しい」というのが結論です。

理想としては、大手電機メーカーさんが主体となり開発をし、弊社はそこに傘の縫製や骨組みなどの技術提供をし協業するというスタイルがいいか思います。やはり餅は餅屋かと!


<このブログを書いている人>

アンベル株式会社 代表取締役 辻野義宏

2016年4月にアンベル株式会社を起業。前職では約24年傘の製造に関わり、機能的な傘のノウハウを持っています。現在はOEM専業の傘メーカーとして、会社を立ち上げ日々試行錯誤しています。


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2018-01-11 ギフト・ショー出展のお知らせ

2018年2月7日〜2018年2月9日、東京ビッグサイトにて行われるギフト・ショーに出展致します。ブース番号は「東4 T35-32」です。ご来場お待ちしております。

2017-12-1 ファックス番号変更のご案内

旧052-228-9641 →変更後052-222-4299

2017-11-20 プレスリリース

水滴がボール状になって転がり落ちる!水切れバツグンの超撥水アンブレラ「コロント/colont」を販売開始

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