※「財務省貿易統計統計」(https://www.customs.go.jp/toukei/info/index.htm)のデータを抽出・加工して作成
※ 統計品目番号の「その他 660110000」は当ページの集計には含めておりません。
2021年の輸入数量は長傘5510万本、折りたたみ傘1529万本、合計7040万本と近年では最低の数量となっています。
新型コロナウィルスによる、外出自粛やテレワーク・イベントの中止などが、大きく影響したものと思われます。
しかし長傘の構成比率は3%ほど増加しております。
2021年の輸入金額は長傘14,014,581千円、折りたたみ傘8,493,966千円、合計22,508,547千円と輸入数量と同じく近年では最低の金額となっています。
2021年の輸入平均単価は長傘254円、折りたたみ傘555円、合計平均単価320円となっています。
輸入数量、金額とは異なり、平均単価は年々上昇しております。
付加価値の高い製品の増加、円安傾向の為替レート、原材料の高騰、総発注数の減などが複雑に絡み合っていると思います。
自分の感覚としても1年前と比べ、5%〜10%はコスト高になっていると思います。(部材によります)
傘の輸入数や輸入金額は財務省貿易統計のホームページで誰でも調べられます。
上記のような数字を調べたい場合は、財務省貿易統計トップページ> 貿易統計検索ページ > 普通貿易統計(検索ページ)>統計品別推移表、で統計品目番号の数字9桁を入力すればOKです。
統計品目番号9桁は以下の通りです。
- 長傘 ・・・660199000
- 折傘 ・・・660191000
- その他・・・660110000
※統計品目番号は長傘、折傘は指定して調べられますが、その内ビニール傘が何本あるかは調べることが出来ません。