傘のOEM:刺繍入りの傘を作るとき

多頭ミシンの刺繍工場
多頭ミシンの刺繍工場

日傘などを製造する場合、加工として刺繍を入れる場合が多いです。

刺繍設備を持っている縫製工場は少く、大体は専門の外注屋さんに依頼します。

製造はこんな感じです。いわゆる多頭ミシンで刺繍をしていきます。

多頭ミシンで作った製品は上記写真のようにできあがります。

刺繍する糸も上記写真の通りで、既成品の糸から色を選ぶ事が可能で、希望通りの色を見つける事が出来ます。

マルチカラーやラメ糸などもチョイス可能。

刺繍で注意する点

出来上がってくる刺繍は平面ではなく、立体的なものになりますので、それを事前にイメージしながらデザインしていく必要があります。

刺繍の工賃は基本的に何回針を通すか(パンチング)によってコストが変わってきますので、デザインをする時には注意をして下さい。

またパンチング数が多いと雨水が漏れるリスクがあり、晴れの日専用の日傘であれば問題ないですが、晴雨兼用傘は量産前に雨水が漏れないか確認をしておいた方がいいでしょう。

また日傘となるとUVカット表示や遮光表示をする場合がありますが、刺繍の穴から光が漏れますので、どのような表示が適切か検査会社と相談されるといいと思います。


<このブログを書いている人>

アンベル株式会社 代表取締役 辻野義宏

2016年4月にアンベル株式会社を起業。前職では約24年傘の製造に関わり、機能的な傘のノウハウを持っています。現在はOEM専業の傘メーカーとして、会社を立ち上げ日々試行錯誤しています。