国産の傘は消滅寸前

中国の傘縫製工場
中国の傘縫製工場

アンベル株式会社で作る傘は主に中国製ですが、国産の傘を請けたまわることもあります。

ただ国産においては、色々な問題が山積しており、このままでは時間の問題でいずれ消滅してしまう可能性があります。

そもそも傘職人がいない、若い人は食えないビジネス


中国で傘を作る場合は、大きな敷地に工場を構え、それぞれの工程別に分業になっています。そのため生産効率がよく、安定した品質で大量に生産が出来ます。

しかし国産は工場といった環境が皆無で、一人ひとりの職人さんに「お願い」をして製造をしているのが現状です。職人さんの高齢化とともに作れる量が年々減少しており、加工をお願いするにもかなり待たなければなりません。

また若い人が「傘職人になりたい!」と入門するような機会もないので、職人さんの平均年齢は年々上がるばかり。そして職人になっても食っていけないというのが現状だと思います。

国産傘だからといって品質が良いとは限らない


「日本製」と聞くと品質が良いイメージがあると思います。しかし傘の場合、私の考えは異なります。

最近は中国でも品質が良くなっており、難しい加工も出来るようになっています。

中国には沢山の工場があり、品質の良い工場・悪い工場とありますから、その見極めは必要ですが、「国産が絶対的な1番」というような状況ではありません。

また品質の良い工場は、大手小売店や有名ブランドの工場監査に合格している工場が多いので、危険物管理・労務管理・検品体制などは国産よりもしっかりといていると思います。

国産の傘と聞くと、パーツなども全て国産で作っているようなイメージを抱く方も多いと思います。

しかし傘骨などの各パーツは中国からの輸入がほとんどで、パーツまで遡って全て国産という傘はほとんど無いと思います。

 

国産を消滅させない為の仕組み作りが必要


国産は非常に難しいという事を書きましたが、実際国内で傘が作れなくなってしまうのは寂しいものです。

若い人がチャレンジしてみたいと思う環境づくりを考えなければなりません。またそれで食えるためには正当な加工賃をいただけるように、傘の付加価値をどう高めていか?を我々傘メーカーが真剣に考えなければならない時期に来ているのではないかと思います。


<このブログを書いている人>

アンベル株式会社 代表取締役 辻野義宏

2016年4月にアンベル株式会社を起業。前職では約24年傘の製造に関わり、機能的な傘のノウハウを持っています。

現在はOEM専業の傘メーカーの代表として、日々試行錯誤しています。


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