傘の使い捨て文化、そろそろ見直そう

こんにちは、傘のOEMメーカー アンベル株式会社の辻野です。

先日「日本人にとって傘は使い捨てなの?雨の後に捨てられるのはなぜ?」という記事を見ました。

参考:http://news.searchina.net/id/1670882

本当にご指摘通りの記事だと思います。

私も仕事上、中国(主に福建省・広東省)へよく行きますが、本当に折りたたみ傘の比率が高いです。

また中国に限らず欧米向けも折りたたみ傘の比率が高い気がします。

 

中国人の傘の使い方は非常に合理的で、「遮光機能・UVカット機能を備えた折りたたみ晴雨兼用傘」が主流になっていて、それ1本の傘があれば年間通して使えるという感覚。そして常時バッグに入っていて、普段から持ち歩いているのだと思います。

 

そもそも中国や欧米では、「使い捨てを前提とした傘」という発想はなく、壊れても修理して大切に使うものと捉えているのではないでしょうか?

 

ただ現実的に日本では、

  • 常時バッグに傘を入れておくと重い
  • 修理できるところがない
  • 強い雨の日には長傘の方が便利
  • 紛失・盗まれるなどのリスクを考えると使い捨てでよい

等々の事情があるのだと思います。

 

弊社の開発した Pentagon72 は、ネーミングの通り72グラムという驚異的な軽さで、常時バッグに入れておいても重さを感じにくい商品です。サイズは小さめですので、大雨の日には使いにくいと思いますが、通常の雨であればこれでしのげます。

 

海外から見れば「傘の使い捨て文化」は不思議な光景であることを再考してみませんか?