傘で使われている二重リングについて

こんにちは、傘のOEMメーカー アンベル株式会社の辻野です。傘のリコールが出たようです。

私も2年程前からこの危険性について注意するよう工場に伝えておりました。

まず冷静になって頂きたいのは、傘に使われている全てリングが危険という訳ではありません。

今回のリコール原因は・・・

  • リングに使われているステンレス線が細い
  • 二重になっていなければならない距離が短い
  • リング直径が広い

といった要素が重なった結果だと考えられます。

 

このようなリングは子供用傘でも使われていますが、折りたたみ傘にもかなり使われており、過去にこのようなリコールは出ておりません。

しかし各メーカーがどのようなリングを使っているか、これをきっかけに調べたほうがいいと思いこのブログを書きました。

 

対策として、上記で書いた3つの原因を1つずつ潰していけば問題ないと思います。

リングに使われているステンレス線が細い

→太くすれば解決します。弊社製品の平均では0.9mm位のものが多かったです。弊社が購入した他社品サンプルの中で最も細かったのが0.7mm。

今回リコールのあった製品の現物を見たことがないので、どれくらいの太さだったかは不明ですが、写真を見る限り0.7mmもしくは0.6mm位の太さだったのではと推測しています。

傘のステンレスリング
左が0.7mm、右が0.9mm。たった0.2mm差でもやはり太さの感じが見た目から違います。

二重になっていなければならない距離が短い

→逆に言うと1本の線で支えている距離が長いと思います。材料をケチらずにしっかり二重リングになっていることが重要です。

傘のステンレスリング
二重リングでも、矢印のように一本になっている部分が広いと伸びやすい

リング直径が広い

→やはりリングの直径が大きいとそれだけ広がりやすいと思います。弊社製品の平均では10mm。弊社が購入した他社品サンプルの中で最も広かったのが12mmでした。

傘のステンレスリング
左が直径12mm、右が直径10mm。やはり直径が小さい方が見た目がしっかりとしている。

いずれにしても明確な品質基準はないので、検査機関と相談してリングにどれくらいの強度が必要なのか決めていく予定です。決まり次第ブログでお知らせしていきます。

なぜ工場は細いリングを使うのか?

大きな理由としては①コストダウン②加工のしやすさだと考えられます。

中国での鋼材価格は年々上昇しておりますが、輸入業者はなかなかコストアップを受け入れてくれないので、目立たない部分で品質を落としたというのが流れだと思います。

またリングは直径が小さく線が太いと取り付け加工がしにくいので、加工がしやすいタイプを採用したのだと考えられます。

まとめ

 

 リングについて普段はあまり太さ・直径など気にしないとは思いますが、傘の輸入・販売・企画・製造に携わっている方は、今一度チェックされるとよいと思います。

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