進化する傘の縫製 ”中綴じの自動化”

傘を縫製するときは、工程によってミシン縫いと手縫いの2通りがあります。本来全てミシンで縫製できれば品質が安定するのですが、中綴じという工程は基本手縫いです。※中綴じ以外にも細かい部分で手縫い工程があります。

 

 

ところが最近はミシン縫いを取り入れている工場が増えています。

ミシン縫いだと縫い方が荒いのでは?と思われる方もいると思います。ところがミシンの設定をきちんとすれば、手縫いよりも縫製強度があり、また糸始末も均一になるので仕上がりが綺麗です。

 

 

 

ただ現状は長傘しか適用されず、折りたたみ傘の構造上ミシンを使った中綴じはできません。ただ私が知らないだけで、ミシン縫いできる工場はあるかもしれません。

折りたたみ傘の取り扱いが多い弊社は、早く折りたたみ傘にもミシン縫いが早く導入されることを願います。