遮熱率50%の涼しげなシャンブレー日傘を発売しました

二段折りたたみタイプ
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自動開閉タイプ
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軽量折りたたみタイプ
軽量折りたたみタイプ

まだ梅雨の真っ只中ですが、地域によっては真夏日が連続する日もあるようです。現時点(2020/6/24)でも熱中症により救急搬送される方が増えており、本当に気をつけていただきたいです。

また今年の夏はマスクをして過ごす時間が長くなることを想定すると、例年より熱中症には気を付けなければなりません。

そこで今年は日傘が熱中症対策アイテムとして再び注目されそうな気配を感じています。

小学校では晴天時でも「傘さし登下校」の取り組みを開始しており、熱中症の予防とソーシャルディスタンスの確保という一挙両得なメリットもあり、日傘も新たなステージに入ったと思います。

遮熱性試験がJIS制定される

アンベルでは熱中症対策の日傘として「HEATBLOCK」という遮光傘を製造販売しています。遮光フィルムを生地にボンディングした遮光率100%の生地を採用することで、太陽光を遮り遮熱効果を発揮します。

ただ遮光率は検査することによって、どれくらい遮光するかを数値で確認することが出来ますが、遮熱効果については検査方法に統一された規格がなく、数値での表現が曖昧でした。

 

ところが2019年3月に遮熱性試験がJIS制定され、遮熱効果を数値で表すことが曖昧ではなくなりました。ただ一般消費者の方が遮熱の数値を見ても、それがいい数値なのか悪い数値なのかの判断が難しいので、業界やメーカーのPRが必要と感じています。

遮熱率50%の日傘

今回紹介するのは、今月新発売となりました、シャンブレーの遮光日傘です。夏でも涼しく感じられるシャンブレー生地に遮光フィルムをボンディングした日傘です。

このシャンブレー生地は日本製で、遮光率は100%、紫外線カット率99.9%以上、遮熱率は50%というスペックの生地です。

ここで遮熱率50%って、いい数値なのか、悪い数値なのかわからないと思います。この数値を一言で説明すると「太陽光熱を50%カットします」ということです。

遮熱率のランク

遮熱率に関しては以下のランクに分類されます。

遮熱率 区分記号  
65%以上 S65+  
55%以上 65%未満 S55  
45%以上 55%未満 S45 →ヒートブロックシャンブレーはこのランク
35%以上 45%未満 S35  
 25%以上 35%未満 S25  
15%以上 25%未満 S15  
15%未満 S15-  

つまり65%以上遮熱率があれば最高スペックとなり、100%が最上ではないということです。よく考えればその通りで、熱を100%もしくは100%近くシャットアウトできる日傘など、現在の技術では存在しないと思います。

ヒートブロックシャンブレーは上から3番目のランクになります。遮熱率では65%以上あれば最高スペックとなりますが、まだ私は最高スペックの製品は見たことがありません。(メーカー各社も遮熱率を表記していない商品が多いのが現状です)

遮熱率55%以上という商品は存在しますが、遮熱効果を出すために生地が厚く重くなっているのが現状で、使いやすさや価格とスペックのバランスが重要ではないかと思いますし、遮熱率が50%あれば十分に太陽光熱をブロックしているのは実感していただけると思います。

遮熱率の検査方法

どうやって遮熱率を導き出すかを簡単に説明すると、

  • 疑似太陽光として、800Wのランプを生地に当てる(一般家庭の蛍光灯で50W位ですから、かなりの光の強さです)
  • 30分間疑似太陽光を当て、生地有りと生地無しの温度上昇を計測する
  • 生地有りと生地無しの温度上昇差を計算した数値が遮熱率

になります。

つまり「猛暑日に30分間、日傘を差すことで50%の熱を遮る性能がある」という数値です。猛暑日のクルマのボンネットが90度近くまで上がるのと同じで、時間の経過による温度上昇を抑制するというのがポイントです。

グラフは第三者検査機関での検査の結果ですが、日傘を使用するのとしないのでは、使用5分後でも約20℃位の温度差があることが証明されています。(あくまでも太陽光をシミュレーションした検査結果であり、実際の天候と一致するものではありません)