傘の輸入:コンテナ不足問題が起きています

すでに報道でも出ていますが、最近船積みコンテナが不足しております。

実務においても出港予定日に対して3−5日程度の遅延が出ている状況です。

また乙仲さんの情報ではコンテナ不足だけでなく、船のスペースも確保しにくい状況となっています。

物流業界では来年2月〜3月までこの状況が続くと予測されており、個人的には2021年の春節は2月12日金曜日ですから、ここから中国の企業が1ヶ月位休むとして、4月頃にならないとコンテナ繰りは安定しないのだと想定しています。

世界的なコンテナ不足について、非常にわかりやすい動画がございましたので、ご紹介いたします。

7分ほどの動画です。よろしければ、お手すきの際にご覧下さい。

お客様には「納期に余裕をもって発注」することを推奨します

法人間取引において、発注は「なるべくギリギリまで引きつけてから・・・」と考えられている方も多いと思います。

ただ、このコンテナ不足の状況を考えると、なるべく早めに発注されることを推奨します。

また中国の工場は受注が大きく減っている気配で、春節休みを長くすることも検討されているようで、納期の長期化は必至と思われます。


この記事を書いた人
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Yoshihiro Tsujino / Amvel inc. CEO

1992年、創業明治17年の傘の老舗企業へ入社。営業→企画へとキャリアを積み、「業界初の安全自動開閉傘」や「風に負けない傘」などを開発し耐風傘ブームを作る。その後、役員へと歩むものの、2016年2月に突然の倒産。2016年4月にアンベル株式会社を創業し、「超軽量折りたたみ傘」などの高機能傘の開発に邁進している。

一般社団法人日本日傘男子協会の理事も務める。