アンベル株式会社のホームページへアクセスありがとうございます。
私は代表を務めております辻野義宏と申します。
弊社は2016年4月に創業した、傘OEM専門のアンブレラメーカーです。
2022年2月期(第6期)の決算がおわり、創業から6期連続営業利益黒字で終えることができました。これもひとえに、お客様やお取引先様をはじめ、関係者各位の皆様の温かいご支援とご愛顧のたまものと心より感謝しお礼を申し上げます。
※子会社の吸収合併に伴う株式消滅差損を計上しておりますが、キャッシュの大きな変動はございません。
早速前期(2021年2月〜2022年1月)を振り返りたいと思います。
新型コロナウイルスが経済に大きな影響を与えているのは、私が言うまでもないですが、今後しばらくは大変厳しい状況が続くと思います。また洋傘の輸入全体の傾向として、2019年のコロナ前と比べ、2021年は洋傘の輸入量が約30%減り、需要減の傾向となっており、傘業界全体的に厳しいと考えられます。とはいえ、厳しいと嘆いても仕方がありません。前を向いた成長目標を掲げていきます。
第5期は以下の3つの目標を掲げました。
- 新しい生活様式に対応したD2Cへ進化
- 海外販売の拡大、売上全体の15%を目指す
- 小ロット・短納期体制を作る
①新しい生活様式に対応したD2Cへ進化
自社ECサイトの大幅にリニューアルはおおむね成功し、前年比130%程度で推移いたしました。
決済方法のバリエーションを大幅に増やし、またUIも大きく改善され、コロナ禍で「店舗へ行けない、ネットで購入したい」というお客様のニーズに応えられたかと思います。
②海外販売の拡大、売上全体の15%を目指す
前期の海外売上構成比は18%となり、目標を達成することができました。
台湾・香港での認知度は少しずつ上昇しており、今後は韓国、シンガポールなどへ輸出先を拡大していきたいと思います。
③小ロット・短納期体制を作る
対応できる商品は限定ですが、小ロットでの受注体制は作りました。
ただ短納期体制については、中国でのロックダウンやコロナウイルスに関わる様々な影響で、なかなか実現できずという状況です。
今期の目標(2022.02〜)
今期(第7期)は、認知度の向上を高めたいと考えます。
2022.03.31からは有楽町マルイの『concept shops』に出品、2022.05.01からは『b8ta Koshigaya Laketown』に出品を開始しております。いずれも傘メーカーでは初の出品
いわゆる、「売らない体験型ストア」で気軽に商品を試していただけるようにしております。
※店舗での購入も可能です
また海外売上も好調ですので、売上全体の20%を目指していきます。
いずれにしても、従来通りのやり方は切り捨てて、新しい方策の模索となる1年になりそうです。
これからもアンベル株式会社は傘の専門性を高め、OEMのリーディングカンパニーを目指し成長を続けていきますので、よろしくお願い致します。
CEO 辻野義宏