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モノ作り好きな私は、ほとんどの生産現場を見学していますが、アルマイトだけは見たことがありませんでした。
「めっきと似たようなものだから見る必要ない」と周りの方に言われていたのもありますが、今回はアルマイト工場を訪問させていただきました。
アルマイトとは、アルミ表面に色を付けるめっき加工のようなもの。
アルマイト加工をしない素のアルミは傷が出やすく、耐食性も低いです。
アルマイト加工をすることで、傷が出にくく、耐食性が高くなります。
身近なものですが、MacBookはアルマイト加工したもの、1円玉は素のアルミです。
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今回、新たな知識となったのはこちらです。
パッと見、同じように見えますが、写真上は艶消しの黒、写真下は艶有りの黒です。
商品の仕様によって、こういった細かい部分にこだわっていきたいと思います。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=910x10000:format=jpg/path/sc3ba85710f02f261/image/ifb32642d67541284/version/1699431708/image.jpg)
アルマイト(陽極酸化処理)はこのような現場で、ある程度自動化されています。
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アルマイト自体は自動化されていますが、その前準備はアナログで、人の手によってセットされます。
大変細かく大変な仕事です。
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![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sc3ba85710f02f261/image/i44f22482f03ab3a2/version/1699431870/image.jpg)
長いものは、このような器具にセットされます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=910x10000:format=jpg/path/sc3ba85710f02f261/image/i9cc0d391db2a2c5c/version/1699432008/image.jpg)
色は上記写真のように、様々なカラーが可能で、Pantoneで指定すれば、近い色の再現が可能。
ただしアルマイトはアルミをベースに着色?されていくので、ややグレイッシュな仕上がりになります。
艶有り、艶無しの指定も可能です。