
皆さん、こんにちは!傘の専門メーカー、アンベル株式会社です。
9月に入ってもなお、厳しい暑さが続いていますね。先日、朝日新聞の社説でも警鐘が鳴らされていましたが、この2025年の夏(6~8月)は統計史上最も暑い夏となり、全国の平均気温は平年よりも2.36度も高かったそうです 。さらに9月下旬まで高温が続く見込みとのことで、まだまだ警戒が必要です 。
このような「常態化した猛暑」は、私たちの健康、ひいては命さえも脅かす深刻な問題となっています。昨年の熱中症による全国の死者は2千人を超え 、今夏も8月末までに9万人以上が救急搬送されるという痛ましい状況が続いています 。
私たちアンベルは、傘の専門メーカーとして、この猛暑の中で皆様の命と健康を守るために、「日傘」が持つ本当の重要性について、改めてお伝えしたいと思います。
■参考元
朝日新聞デジタル「(社説)猛暑と熱中症 命守る重点支援を急げ」(2025年9月14日) https://www.asahi.com/articles/DA3S16302076.html
なぜ今、「本物の日傘」が求められるのか?
日傘は単なるファッションアイテムではありません。強い日差しから身を守り、体感温度を下げるための、非常に有効な熱中症対策グッズです。しかし、市場には様々な日傘が出回っており、「本当に涼しい日傘」を選ぶのはなかなか難しいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
以前のブログでも触れましたが、人気の「シルバー日傘」をはじめとする市場の製品を私たちが比較調査した際、その品質にはばらつきがあることを認識しています。中には光が透けてしまい、十分な遮光・遮熱効果が得られない製品も存在するのが実情です。そこでアンベルが目指しているのは、「遮熱・遮光を両立した『本物』の日傘」です。日傘を選ぶ上で特に注目していただきたいのは、以下の3つのポイントです。
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紫外線遮蔽(UVカット)率と「遮光率」
肌へのダメージを防ぐには「紫外線遮蔽率」が重要ですが、涼しさを求めるなら「遮光率」にも注目しましょう。光を完全に遮ることで、日差しによる熱を大幅にカットできます。アンベルの製品には遮光率100%を謳う高性能日傘もあります。 -
涼しさの指標となる「遮熱率」
日差しを遮るだけでなく、傘の内側の温度上昇をどれだけ抑えられるかを示すのが「遮熱率」です。この数値が高いほど、傘の下はより涼しく感じられます。 -
急な雨にも対応する「撥水性」
「日傘だから雨は関係ない」と思われがちですが、最近はゲリラ豪雨も多く、晴雨兼用傘のニーズも高まっています。特にシルバー生地の日傘は、その構造上、涼しさを追求する一方で「水切れの悪さ」というデメリットが生じることもあります。アンベルでは、撥水性についても考慮した製品開発を行っていますので、急な雨でも安心してお使いいただけます。
アンベルがお届けする「超軽量ハイスペック日傘」
アンベルは、これらのポイントを徹底的に追求し、皆様に安心してご使用いただける日傘を開発・提供しています。
世界最軽量級の自動開閉折りたたみ傘や、遮光率100%を誇る遮熱アンブレラなど、用途や好みに合わせて様々なタイプの高機能日傘を取り揃えています。特に、軽さとコンパクトさを両立した製品は、日々のお出かけをより快適にするでしょう。
厳しい品質検品体制のもと、中棒の曲げ強さや親骨の曲げ強さ、耐久性試験といった様々な品質基準をクリアした製品のみをお届けしています。これは、傘の専門メーカーであるアンベルだからこそできる、お客様への約束です。
最後に
猛暑はもはや「異常」ではなく「常態化」しています。私たち一人ひとりが熱中症対策に真剣に取り組むことが、命を守る上で不可欠です。アンベルの日傘が、皆様のこの夏の安全と快適な毎日をサポートできることを願っています。
ぜひ、アンベルの公式オンラインストアで、あなたの「本物の日傘」を見つけてください。このブログ記事が、日傘選びの一助となれば幸いです。今後も傘に関する様々な情報を発信してまいりますので、どうぞご期待ください!
<執筆者:辻野義宏>
アンベル株式会社 CEO。30年以上に渡って傘の開発および研究を続けている。革新的な機能を追求し続ける日本の傘ブランド「AMVEL (アンベル) 」では、時代によって変化するベストを追求し、最先端の技術を駆使した傘をお届けしています。