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私は代表を務めております辻野義宏と申します。
弊社は2016年4月に創業した、傘OEM専門のアンブレラメーカーです。
2021年1月期(第5期)の決算がおわり、創業から5期連続黒字で終えることができました。これもひとえに、お客様やお取引先様をはじめ、関係者各位の皆様の温かいご支援とご愛顧のたまものと心より感謝しお礼を申し上げます。
早速前期(2020年2月〜2021年1月)を振り返りたいと思います。
第4期は以下の3つの目標を掲げました。
- 新規開発商品の開発スピードを上げる
- 海外販売の拡大、売上全体の15%を目指す
- サステナブルな会社・ブランドを目指す
①新規開発商品の開発スピードを上げる
コロナ禍で、中国工場や台湾の生地メーカーへ訪問し、打ち合わせ等ができない環境下ではあったものの、新商品のpentagon67やVERYKAL LARGEを発表することができました。
②海外販売の拡大、売上全体の15%を目指す
目標の15%には達成しなかったものの、13%まで伸ばすことができました。
特に台湾では、クラウドファンディングで多くの受注を集めることができました。
③サステナブルな会社・ブランドを目指す
2020年12月に朝日新聞に「脱・使い捨て」という記事を掲載していただきました。
もっとプロモーションが必要かと思いますが、一定の成果は出せたと思います。
今期(2021年2月〜2022年1月)の目標
新型コロナウイルスが経済に大きな影響を与えているのは、私が言うまでもないですが、今後しばらくは大変厳しい状況が続くと思います。また2019年に続き2020年も洋傘の輸入量が大幅に減り、需要減の傾向となっており、傘業界全体的に厳しいと考えられます。とはいえ、厳しいと嘆いても仕方がありません。前を向いた成長目標を掲げていきます。
①新しい生活様式に対応したD2Cへ進化
自社ECサイトを大幅にリニューアルしていきます。BtoCからD2Cへ進化し、よりお客様との接点を高めていきます。
コロナ禍で「店舗へ行けない、ネットで購入したい」というお客様のご要望に応えていきます。
また1年保証をつける等のサービスを実施し、現物を見て購入できない不安要素を取り除く努力をしていきます。
②海外販売の拡大、売上全体の15%を目指す
前期の海外売上構成比は13%でしたが、今期も前期に引き続き15%を目指します。
台湾・香港での認知度は少しずつ上昇しており、新製品の導入で海外販売シェアをさらに増やしていきます。
③小ロット・短納期体制を作る
これは過去にも掲げた目標ではありますが、お客様から発注数を小さく、納期を短くしたいという要望が多くなってきました。コロナ禍で先が見えない中、通常ロット数では受注しにくい状況です。
小さな数量でも生産できるよう、弊社で傘フレームの備蓄をし、小ロットでもOEM対応ができるようにしていきます。
※小ロットで対応できる傘フレームタイプは限定的です。
これからもアンベル株式会社は傘の専門性を高め、OEMのリーディングカンパニーを目指し成長を続けていきますので、よろしくお願い致します。
CEO 辻野義宏